黄斑変性治療について

抗VEGF薬治療

体の中には、脈絡膜新生血管の成長を活発化させるVEGF(血管内皮増殖因子)という物質があります。抗VEGF薬治療とは、このVEGFの働きを抑える効果がある薬を目の中に注射することにより、黄斑変性の原因である新生血管の増殖や成長を抑制する治療方法です。
抗VEGF薬治療イメージ

局所麻酔を点眼するので、注射針が入る感覚は残りますが痛みはほとんどありません。処置は数分で終わります。処置後、数時間眼帯をしていただき、当日中の入浴・洗顔・飲酒・運転はお控え下さい。注射は1ヶ月に1回、3ヶ月にわたって計3回行うのが基本ですが、回数や間隔は治療後の状態をみて変更する場合があります。
抗VEGF薬治療の流れ